IT業界は技術の進歩が早いことから、エンジニア自ら動かなくては他エンジニアの競争に遅れをとってしまいます。一度遅れをとると、追いつくまでに長い時間を要することもあるでしょう。場合によっては、自分の価値が下がってしまう可能性もあり、エンジニアは常に情報のアンテナを張っておくことが大切です。

そのための手段の一つとしては、セミナーや勉強会、講習会などに参加することが挙げられます。自分が持っていない情報を得られる機会が格段に増えることで、今の仕事に役立つスキルを身につけられたり、新たな分野に挑戦するキッカケになったりするでしょう。
また、他参加者たちと接する機会が持てるため自分にとって良い刺激になり、エンジニアとして活躍するモチベーションアップも狙えます。自己研磨を通して価値を高める場合には、参加しない手はありません。

ただし、参加するうえでは、どんな内容で開催されるのかをしっかりと把握しておくことが大切です。手当り次第に参加しても自分のスキルレベルより低い、すでに知っている内容のものなどであれば、復習としては良いかもしれませんが新たな情報が得られるかという点においては難しいでしょう。
もちろん、内容を確認しても、実際にその内容で開催されるとは限りません。思っていたものとは違うことも珍しくなく、主催者側の営業活動に取って代わっているケースもあります。そのため、参加する際には主催者が過去どんな内容でセミナーや勉強会を開催したのか、ネット上で口コミなどを調べてみるのがおすすめです。